社内のプロジェクト管理にRedmineとGitを使ってみることになりました。
AWSも検討しましたが、予算の都合でさくらのVPSを使用して安く構築したい!!
ということで、さくらVPS上にBitmaniを使用してRedmineを構築します。
目次
CentOSをインストール
さくらVPSのコントロールパネルから「各種設定」→「OSインストール」を選択します。
OSインストール画面では「標準インストール」を選択し、OSは「CentOS7 x86_64」、さらにrootのパスワードを設定してインストールを行います。
インストールには数分かかります。
インストールが完了したら、これ以降はターミナルソフトでssh接続をして設定を行います。
Redmineインストール前の準備
SELinuxを無効にする
SELinuxの設定を確認します。
# getenforce
表示される結果により現在の設定がわかります。
Enforcing:有効
Permissive:無効だけどSELinuxのログは記録する
Disabled:無効
有効になっていれば、/etc/selinux/config をエディタで開き「SELINUX」の行を[disabled]か[permissive]に変更してOSを再起動します。
インストールされているパッケージのアップデート
初期状態では古いパッケージがインストールされているので、次のコマンドでまとめてアップデートしておきます。
# yum -y update
Gitをアンインストール
さくらVPSの「標準インストール」では、古いバージョンのGitがインストールされます。BitnamiでRedmineをインストールする際に、新しいバージョンのGitも入れるので、ここでGitをアンインストールしておきます。
念のためインストールされているGitのバージョンを確認します。
# git --version git version 1.8.3.1
バージョン1.8.3.1がインストールされているためアンインストールします。
# yum -y remove git
phpMyAdminも念のため確認しておきます。
# yum list installed | grep phpMyAdmin
何も表示されなければインストールはされていません。
もしインストールされていればyumコマンドでアンインストールしておきます。
今回はSubversionを使用しませんが、使用する場合は同様にアンインストールします。
言語の変更
初期状態ではCentOSのロケールが「C」になっています。このままではBitnami Redmineのインストール時に「??????」で文字化けするので変更しておきましょう。
まずは現在の設定を確認します。
# localectl status System Locale: LANG=C VC Keymap: jp106 X11 Layout: jp
jaに絞って使用可能なロケールを確認します。
# localectl list-locales | grep ja a_JP ja_JP.eucjp ja_JP.ujis ja_JP.utf8 japanese japanese.euc
ロケールをja_JP.utf8に変更します。
# localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8
OSを再起動します。
# reboot
コメント
手順通りできました thnx!